消費者金融の利息の変遷について

借金かつては、消費者金融業者は利息制限法を超えるけれど出資法の違反となる範囲を超えない金利で融資をしていました。いわゆるグレーゾーンというものです。これは、一応合意があれば有効という法律の規定になっていましたが、判例で否定されました。現在は、この判例の影響で法令は改正されて、グレーゾーンは存在しなくなりました。つまり、両方の法律とも上限が同じになりました。
この判例の影響で、過払い金の問題が発生し、各消費者金融は大きな痛手を負うことになります。それまで有効としていた利息としての支払いがすべて不当利得となってしまったため、返還をする訴訟が相次いだのです。そのため、大手でもつぶれた業者はありましたし、中小の業者もたくさんつぶれました。現在は、どこも法令を遵守するようにしており、この問題はなくなっています。残っているのは、当時返済をしていた人や、当時から利用し続けている人で、まだ時効が成立していない人による過払い金返還請求です。
このように、現在はグレーゾーンがなくなったことで、カードローン等のキャッシングは上限金利は低くなりました。大体10パーセントほど下がりましたので、お金を借りる際の負担も軽くなりました。ただ、それでもまだ、目的別のローンに比べると高いことは事実ですので、借りる際には計画的に利用する必要があります。一般的に多い借り入れ金額10万円を超えて100万円未満の場合の上限利率は、年利で18パーセントとなっています。